川口市で剪定した枝を出すには。直径10センチ・長さ40センチまでと破砕機の無料貸出
「切ったはいいのですが、この枝はどうやって出せばいいんでしょう」——剪定のあと、いちばん多く聞かれるのがこれです。ごみとして出すには、太さと長さの決まりがあります。川口市の場合、この二つの数字を覚えておけば、たいていの枝は片付きます。市の公式ページをもとにまとめました。
一般ごみで出せるのは、直径10センチ以下・長さ40センチ以下
川口市の家庭ごみの案内では、枝は次のように区分されています。
| 枝の太さ | 扱い | 切る長さ |
|---|---|---|
| 直径10センチメートル以下 | 一般ごみ | 長さ40センチメートル以下 |
| 直径10センチメートル~50センチメートルまで | 粗大ごみ | 長さ120センチメートル以下 |
| 直径50センチメートルを超える幹 | そのままでは搬入できない | 縦に割って、上の大きさに合わせる |
一般ごみに出す場合、市の案内には「直径10センチメートル以下の枝等は長さ40センチメートル以下に切ってひもで束ねてください」「※袋に入れないで下さい」と書かれています。束ねるのが正解で、袋詰めではありません。
出せるのは枝だけではありません。市の一覧には「枝、幹、根、ひげ根」と並び、「(土は払い、生木は乾燥させてから出してください)」と添えられています。切ったばかりの枝は水を含んで重く、量もかさみます。急がないなら一週間ほど積んで乾かすと、束ねやすくなります。
一般ごみの収集は週2回、朝8時30分までです。剪定は一日で終わっても、枝が片付くまでには何回かの収集日をまたぎます。日程を頭に入れてから切りはじめると、庭に枝の山が長く残りません。
なお、この線引きは川口市のものです。自治体ごとに数字が違い、世田谷区で剪定した枝や草の出し方。太さ10センチ・長さ50センチまでと束ね方の決まりにまとめたとおり、同じ「太さ10センチ」でも長さの条件は違います。
太い幹は粗大ごみ。申し込みが先
直径が10センチを超える枝や幹は、粗大ごみの扱いです。長さ120センチメートル以下に切っておく必要があります。
川口市では、一辺が40センチメートルを超える大きさのごみが粗大ごみです。収集の依頼には事前の申し込みが必要で、粗大ごみ受付専用ダイヤル(048-251-1111)のほかインターネットでも受け付けています。受付は月曜から金曜(祝日・年末年始を除く)の9時から17時、一度に申し込めるのは一世帯15点まで。手数料は1点につき310円からで、品物によって変わります。
直径50センチを超える幹については、市の案内に「直径50センチメートルを超える幹は搬入できません。縦に割り、上記の大きさに従ってください。」とあります。丸太のままでは出せず、玉切りにしただけでも条件を満たしません。割る手間まで見込んで作業を組んでおくと、あとで困りません。
剪定枝の破砕機は、無料で借りられる
川口市には、剪定枝を細かく砕く破砕機(ガーデンシュレッダー・京セラ GS-2020)を無料で貸し出す制度があります。借りられるのは、次のいずれかに当てはまる場合です。
- 川口市に住所のある個人
- 市内の町会・自治会・共同住宅の管理組合
- 市内で活動を行う団体
- 市内で事業活動を行う事業者(営利を目的として植木の売買、管理、剪定、貸し出し等の業を行う事業者を除く)
括弧のとおり、剪定や貸し出しを営利で行う業者は対象外です。庭の持ち主ご本人や管理組合が借りる制度だとお考えください。
申請は、利用日の2日前(土日祝日・年末年始を除く)までに市の申込フォームから。予約確認の電話のあと、利用開始日に窓口で受け取ります(貸出対象者に該当することを証する書類が必要)。返却は利用終了日の午後5時までで、利用報告フォームの提出まで含みます。窓口は資源循環課(川口市朝日4-21-33・朝日環境センター リサイクルプラザ棟2階)です。
気をつけたいのが、砕いたチップの扱いです。市の案内には「ご自身で有効利用し、市のごみ収集への排出や市の廃棄物処理施設への搬入は行わないでください」とあります。庭で使い切る前提の貸し出しで、「かさを減らしてごみに出そう」という目的では使えません。
ほかに、保護具の着用などの安全対策、異常時は直ちに中止して市に報告すること、騒音や剪定枝の散乱で近隣の迷惑にならないこと、転貸しないことが遵守事項です。住宅が近い場所では騒音が実際に効いてきますので、砕く時間帯は平日の昼間が無難です。
量が多いときは、自己搬入という手がある
一日で庭全体を剪定すると、収集日の何回分にもなる量が出ます。市の自己搬入は引越しなど一時多量ごみを受け入れる制度とされており、庭をまとめて片付けたときの枝はこの出方に近いです。
| 一般・有害ごみ、資源物 | 粗大ごみ | |
|---|---|---|
| 受入施設 | 朝日環境センター | 鳩ヶ谷衛生センター |
| 受入時間 | 9時~11時30分、13時~16時 | 9時~11時30分、13時~16時 |
| 手数料 | 10キログラムにつき150円(税込) | 10キログラムにつき150円(税込。特定処理廃棄物は別) |
どちらも予約が必要です。予約専用ダイヤル(050-3146-8953)へ、搬入希望日の2週間前から前日(平日)までに電話します。戸塚環境センターは整備工事のため、令和8年8月3日から令和12年3月29日まで自己搬入の受入を停止しています。
持ち込む枝の長さは、市の自己搬入のページに決まりが書かれていません。40センチ・120センチはステーションに出すときの基準です。気になる場合は予約の電話で聞いておくと確実です。手数料は重さで決まりますので、乾かしてから運ぶほうが軽く済みます。
切るところから片付けまで、まとめて頼みたいとき
「切るのはいいが、40センチに刻んで束ねて、何回かに分けて出すのが大変」という声はよくいただきます。太い枝を運び出せる長さに刻む作業は、剪定そのものより時間がかかることもあります。
庭番は、世田谷区とその周辺、そして川口市の近隣で、伐採・剪定・抜根・草刈り・庭の片付け・植栽をお受けしています。枝の片付けまで含めてお引き受けできますし、「切るところだけ」という形でも構いません。その場合は市の決まりに合わせた長さに切りそろえてお渡しします。ご相談は電話またはLINEで承ります。
隣の敷地からはみ出してきた枝は、処分とは別の判断が要ります。そちらは隣の家からはみ出した枝は切っていいのか。2023年4月の民法改正で変わったことにまとめました。
参考にした資料
この記事は2026年8月時点の内容をもとに書いています。ごみの区分や手数料、破砕機の貸出条件、施設の受入状況は変わることがありますので、最新の内容は川口市の公式ページでご確認ください。