庭番 伐採・剪定
お庭の手入れ
LINEで相談

庭番お庭のはなし手入れと処分

手入れと処分

世田谷区で剪定した枝や草の出し方。太さ10センチ・長さ50センチまでと束ね方の決まり

2026-08-13

「枝は自分で切ったんですけど、これ普通のごみで出していいんですか」

世田谷区でよくいただく質問です。結論から言うと、家庭の庭から出た枝葉は、大きさをそろえて束ねれば可燃ごみとして集積所に出せます。ただし太さと長さに決まりがあり、量が増えると扱いが変わります。区の公式ページに書かれている条件を順に見ていきます。

刈った草は、清掃事務所に確認してから出す

先に、検索で来られる方の多い「草」の話をします。

世田谷区の分別一覧(50音順)には、「草」「雑草」「刈草」といった単独の項目がありません。可燃ごみの対象として区が挙げているのは「少量の植木の枝葉」で、草はここに名前が出てきません。つまり公式ページだけを見て、庭で刈った草を可燃ごみに出してよいと確定させることはできない、というのが現時点の状態です。

区は分別一覧の末尾で「判断に迷うものは、清掃事務所又は清掃・リサイクル推進課にお尋ねください」と案内しています。草はまさにこれに当たるので、出す前に管轄の清掃事務所へ電話で聞いてください。一度確認しておけば、次からは同じ扱いで出せます。

なお、量が45リットル袋で4袋以上になりそうなときは、草か枝葉かにかかわらず事前の申し込みが必要です。この扱いは後の節にまとめています。

木の枝は、太さ10センチ・長さ50センチまで

世田谷区の分別表では、木の枝は次のように区分されています。

品目 分類 条件・注意
木の枝(太さ10センチメートル、長さ50センチメートル以下)、木くず 可燃ごみ 多量の場合には、清掃事務所へ相談ください
落ち葉 可燃ごみ 4袋以上は、清掃事務所へ相談ください
植木鉢(陶製) 不燃ごみ 植物、土、砂利は取り除いてください。一辺の長さが30センチメートルを超えるものは粗大ごみです
植木鉢(プラスチック製) 可燃ごみ 植物、土、砂利は取り除いてください。一辺の長さが30センチメートルを超えるものは粗大ごみです

出し方については、区のごみの出し方のページに「太さ10センチ以下、長さ50センチ以下に切り、幅30センチ程度に束ねて出してください」と書かれています。袋に入りきらない枝は、この寸法に切りそろえて束ねる、という形です。

ここで見落としやすいのが、この寸法が「少量の植木の枝葉」という見出しの下に書かれている点です。可燃ごみの対象として挙がっているのも「少量の植木の枝葉」で、寸法さえ守れば量に関係なく集積所に出せる、という意味ではありません。量が増えたときの扱いは後の節にまとめています。

可燃ごみの収集は週2回。収集日の午前8時までに出します。曜日は地域ごとに違うので、お住まいの地区の収集日をご確認ください。

寸法をそろえるところが、思ったより手間のかかる部分です。長い枝をそのまま出すと収集されずに残ることがあります。切る段階で50センチを意識しておくと、あとの作業が減ります。

一度に出せる量は、45リットル袋で3袋まで

区は「1回の排出量は、45リットル袋で3袋までです」としています。袋に入れる場合は「90リットル以下のふたつき容器、または中身の見える透明・半透明のごみ袋」と案内されています。

土は別扱いです。区は土・砂・石・ブロック・レンガについて「廃棄物に該当しない、または清掃工場などのごみ処理施設の故障につながる恐れがあるため区では収集できません」としています。あわせて「集積所に出したり、公園等に撒くなどの行為は不法投棄に該当するため絶対に行わないでください」とも書かれています。区のページに回収を扱う業者が案内されているので、抜いた根に土がついている場合などはそちらを確認してください。

毛虫がついていた枝葉は、袋に入れて表示をつける

チャドクガなどの毛虫がついていた枝葉は、そのまま束ねて出さないでください。区は「袋に入れて『毛虫注意』などの表示をしてからお出しください」と案内しています。

理由もはっきり書かれています。毛虫を駆除したあとも、樹木の枝葉には毒毛針が残り続けるためです。収集する側が触れて被害を受けることがあります。紙に「毛虫注意」と書いて袋に貼る、といった簡単な方法で構いません。害虫駆除に際して出た枝葉全般についても、同じ表示のお願いが出ています。

ツバキ、サザンカ、チャノキのあたりを切ったあとは、一度確認しておくと安心です。

量が多いときは、有料の扱いになります

家庭から出たごみでも、量が一定を超えると別の手続きになります。区の記載はこうです。

家庭から出るごみであっても、引越し等で一度に大量に(45L袋で4袋以上)出す場合等は有料となります

減免制度のページでも「一度に大量」は「概ね45リットルの袋で4袋以上」と定義されています。庭一面の草刈りや、木を1本切ったときの枝葉は、この量に届くことがあります。

この場合の流れは、出してから精算するのではなく、先に申し込むという順序です。45リットル袋で4袋以上になる資源・ごみは臨時ごみとして、管轄の清掃事務所へ事前に申し込み、手数料を支払って収集してもらいます。申し込みをせずに4袋以上を集積所へ置いていくことは、この仕組みの外の行為になります。切り終わってから量を数えるのではなく、切る前に袋数を見積もって電話しておくのが確実です。

申込先は、出すものによって窓口が分かれています。

枝葉や草をまとめて出すときの窓口は、粗大ごみ受付センターではなく清掃事務所のほうです。

清掃事務所は区内に3か所あり、地区ごとに管轄が分かれています。世田谷清掃事務所の受付時間は8時30分から17時まで、資源・ごみの収集や集積所に関することは16時までと案内されています。

なお、太さ10センチを超える幹は、分別表の条件から外れます。切ったあとで置き場所に困る前に、量とあわせて清掃事務所に申し込んでおいてください。手数料の減免は災害を受けた方や生活保護受給者など対象が決まっていて、事前の申請が必要です。

業者に頼んだ場合、その枝は業者が持ち帰ります

剪定を業者に頼んだときに出た枝葉は、家庭ごみとして集積所に出すものではありません。区は事業系のごみについて「事業系の資源・ごみは、事業者の責任で処理するのが原則です」としています。作業で発生した枝葉は、作業した側が持ち帰って処理します。

ここは、依頼するときに一度確認しておくと安心な点です。見積の内容に枝葉の運搬・処分が含まれているかどうかで、あとの手間がまったく変わります。切っただけで枝が庭に積まれたままだと、結局ご自身で寸法をそろえて束ねることになります。

庭番は、剪定や伐採で出た枝葉をこちらで引き取って処理しています。集積所に置いていくことはしません。

切る前でも、切ったあとでもご相談ください

自分で切ったものの、枝の山を前に手が止まってしまった、という段階でのご相談も多いです。太い幹が残っている、量が多くて何袋になるか読めない、根が抜けずに土ごと残っている。このあたりは、切る作業と片付けをまとめてお受けしたほうが早いことがあります。

庭番は東京都世田谷区とその周辺、および埼玉県川口市とその周辺で、伐採、抜根、剪定、草刈り、庭の片付け、植栽・植え替えをお受けしています。八年で二千件ほどの現場を見てきました。お庭の写真を送っていただければ、できることをお返事します。料金の目安はサイトの料金表をご覧ください。ご相談は電話でもLINEでも構いません。

参考にした資料

この記事は2026年8月時点の内容をもとにしています。制度や収集の運用は変わることがあるので、最新の内容とお住まいの地区の収集日は、世田谷区の公式ページと管轄の清掃事務所でご確認ください。

まずは、写真を一枚。

お庭の写真を送っていただければ、できること・おおよその費用をお返事します。
お見積りは無料です。

LINEで相談する お電話でも090-4206-9244 メールフォームでも承ります

あわせて読みたい

隣の家からはみ出した枝は切っていいのか。2023年4月の民法改正で変わったこと世田谷で伐採を頼むと、見積りのどこで金額が変わるのか世田谷区で庭木を伐採するには。届出・許可・費用・段取りのまとめ